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ハレマウマウ
Halemaumau

キラウエア山頂のカルデラ内にある、クレーター。
ハレとは家を意味し、マウマウはアマウマウというシダを意味するのだけれど、現在のハレマウマウ・クレーター付近には植物は生えていない。 ではどうして「シダの家」と呼ばるようになったのでしょうか・・・

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『キラウエア カルデラの中にあるクレーターは、ハレマウマウと呼ばれている。 そこを訪れる人々は、100メートル下にあるクレーターが世界で最も活発な噴火口であることに、しばしば気づかないでいる。

ハワイアンが言うには、ここには2つのクレーターがあった。 ひとつは傾斜した壁のいたるところにアマウマウのシダが茂っていて、それはハレマウマウ 「シダの家」 と呼ばれていた。 もうひとつのクレーターは、もっと切り立った壁で、何も生えていなかった。 そこはカ・ルア・オ・ペレ 「ペレの奈落」 と呼ばれ、火山の女神ペレの住家だった。 

1790年ごろ、火山が噴火して、かつてクレーターが2つあった場所にひとつの大きなクレーターができた。 その後しばらくして、クレーターの中から泡立つ溶岩の湖が浮かび上がり、
それは100年以上も続いた。

1924年 溶けた溶岩は流れ出し、火山はふたたび噴火して、今のサイズのクレーターを作った。 現在のハレマウマウは、約800mの直径、100mの深さになっている。 
長きに渡って同じ形を保つことは決してない』  by L.R.McBRIDE
by guide_a_fuku | 2006-11-26 09:42 | Kilauea
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